琵琶湖のブラックバス

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彼は偉かった。

 自分が二十歳の頃 外タレのコンサートに行った。会場は名古屋厚生年金会館だったか 公会堂だったかか忘れたが 彼のヒット曲もチャートを賑わせた その年の夏 秋のことだった。

 名古屋と言えば よく外タレのコンサートがすっ飛ばされ まず東京でその次は大阪で開催とのことで有名だった。

 さすが名古屋。洗練されたニューヨークのシティサウンドとか 無縁で 喰おみゃーエビふりゃーとか味噌煮込みもあるでよーの人間ばかりだから 彼"ルパートホルムス"は油断したのだろう。

 

 チケットをもぎってもらって 会場に入るとその会場には 本当に数える人しかいない。一階二階合わせて1500人はゆうに入るキャパにパラパラと数えるほど。

 

 彼と彼のバンドがとにかくステージに出てきて 始めるようだ。閑散としたホールにパチパチと寂しく鳴り響く拍手。

 自分達もこの不入りに驚いたが 彼等も驚いたろうな。彼とバンドの連中。すかさず 彼は 少ない観客の皆を手招きする。二階のAかB席の人達にも降りてステージのすぐ前の前列に来いと呼びかけて集めている。

 スゴスゴと集まる50人ばかしの観客。飛行機で言えば プレミアムシートにグレードアップしたようなもんだ。彼等は得したな。

 何曲かすっ飛ばして省いたかもしれないが ヒット曲もしっかり聞け 彼を囲むようなアットホームなコンサートになり それはそれで 大変良かった。こんなに間近で外タレを見たのは その時以来ないからな。

 

 翻って 日本の場合。観客が集まらず 土壇場キャンセルした人物がいたが ルパートのことを思い出し 彼の爪の垢でも煎じて飲ましたかったよ。