自分はよくゴルフをするが この競技ほど 誘惑されるモノはない。何から誘惑されるかというと タイトルの通りズルからのそれである。
打った球がOBラインのギリギリにある。白杭からあちらの白杭を見渡せばほんの少し1〜2センチ外れてる。少しでもかかっていればその球はセーフ。すなわち二打罰を受けなくて済む。
幸いというかなんと言うか ほかの連中ははるかに反対側で 今まさに打とうとしてこちらに関心はなさそうな雰囲気。
この時 心の中で悪魔のささやきが…「このまま打っちゃえ。何も言わずにな!」
後で聞かれたら 「セーフでしたぁ」なんて 何事もなかったかのようにな!って振る舞え…。と
正直 白状すると ゴルフやり始めの20代の未熟な頃にコレをやったことがある。
だけど そのあと そんなことした自分を責めて メチャクチャな苦いラウンドになってしまったのを覚えている。あんな最低のラウンドはなかった。
それ以来 絶対不正はしない!と誓い あるがままのボールを打つのを基本に 多々の誘惑に打ち勝っているのが自分の誇り。
先日は渾身の力を入れて空振りしたが 素振りとは他人には絶対見えないから ガハハ〜と大笑いして 恥ずかしいからあえて何回も素振りして「空振り空振りー」と頭をかき ズルからの誘いをきっぱり断った。
誰も見てないって言っても 神様が見てるよ…って自戒のゴルフ編。